失敗しないためのホームページ制作会社の選び方

質問者
質問者
ホームページの開設をしたくて、委託する会社を選んでいるんだけど、たくさんありすぎてどこに頼めばいいのかわからない…!!

こんなお悩みありますよね?

ホームページの制作会社は小規模なものまで含めると、日本各地に膨大な数があります。そのため、頼みたいんだけど、「そこを比較したらいいの?」「何を基準に選べばいいの?」と途方にくれてしまう場合も多くあります。

だから、長く付き合っていけるホームページ制作会社の「選び方」や「比較ポイント」を紹介するよ!
先生
先生

ホームページを新しく開設することを考えている方や、リニューアルを考えている方は、ぜひ成功させるためにも見てくださいね。

ホームページ制作会社の検討の前に、きちんと準備をしよう

いきなり、ホームページ制作会社の検討をするんじゃなくて、「どんなホームページを目指しているのか」をしっかり把握しておくことが重要だよ。
先生
先生

「ホームページを作りたい!」

「リニューアルしたいからどこの会社に頼もうかな〜」

そう思って、いきなり携帯やPCで、ホームページ制作会社を検索するのはちょっと待ってください。

委託をお願いするホームページ制作会社を調べる前に、まずは「自分がどんなホームページを作りたいのか」、「どんな成果を出したいのか」という2つを簡単にまとめて見てください。この2つの項目はとても重要です。

この部分が、具体的に掴めていないと、どんなに優秀なホームページ制作会社に委託したとしても満足いく仕上がりとならず、大失敗してしまった!なんてことになりかねません。

少なくとも、今から言う項目くらいはすぐに答えられるようにしておくといいよ!
先生
先生

①ホームページのターゲットはどんな人たち?
(誰に見て欲しいの?)

②ホームページでアピールしたいことは何?
(商品紹介?サービスの特徴?)

③ホームページに来てくれた人に何をして欲しいの?

④競合他社のホームページは見た?
(良いと思ったホームページはどれ?)

⑤今のホームページで気に入っていない部分はどこ?

⑥ホームページに絶対つけて欲しい機能は?

⑦いつまでに制作完了して欲しいなどあるのか
(公開予定日など決まっているか)

上記のような内容を簡単にメモして、ホームページ制作会社の人に商談の時や、メールでの連絡時などに共有しましょう。イメージの解離が起きにくく、失敗を防げますよ。

簡単な提案依頼書を作るだけでもクオリティはUPする

ホームページ開設・リニューアルの目的や用件をまとめた資料のことを「RFP(Request For Proposal /提案依頼書)」って言うよ。
先生
先生
質問者
質問者
「提案依頼書」かぁ…。なんかどう書けば良いかわからなし、めんどうだなぁ。

確かに、なんでそんな手間をかけて依頼しなくちゃいけないの?そんなの、ホームページ制作会社の方でなんか、良い感じにやってよ!って思いますよね。

でも、この一手間を行うことで、同じホームページ制作会社に依頼しても、提案してくれる質が大きく変わるんです!この提案の差は、仕上がりのクオリティに直結します。

【RFP(提案依頼書)作成によるメリット】

①要件や要望の伝え忘れの防止!

②事前に共有しておくことで、商談時間の短縮

③依頼者とホームページ制作会社でイメージを統一しやすい

④複数のホームページ制作会社に見積もりを依頼する場合に手間が削減できる。(比較検討しやすくなる)

下準備をしっかりすることで、ミスマッチを防ぎ失敗を低減できる!

優秀な大手企業の人ほど、しっかりとREPを作ってから制作会社に依頼してるんだよ!
先生
先生

それは、「どのホームページ制作会社を選ぶか」と同じくらい「依頼者側の発注精度」がホームページの完成度を大きく左右する要素だって分かっているからなんです。

中小企業は大手企業と比較すると、ホームページ製作やリニューアルに大きな予算を避けないことが大半だと思います。

そのため、このようにお金をかけなくてもホームページのクオリティをアップすることができる部分は、ぜひ、積極的に実行してみるようにしてください。

質問者
質問者
確かに、お金をかけずに満足度やクオリティをあげられるって考えると、絶対やるべきだよね。

予算がない上に、イメージの共有などもめんどくさがってあまりしてくれない…となってしまうと、どんなに優秀なホームページ制作会社に依頼しても、価格相応または、それより低クオリティな仕上がりとなってしまうでしょう。

ホームページ製作成功の秘訣は、

どのホームページ制作会社を選ぶか

REPを作成し、依頼の精度UP

この2つが非常に重要です。

「自社分析」「お客様分析」「競合分析」を緻密に行い、それをキチンと伝えることができれば、極端な話、どのホームページ制作会社に依頼しても、失敗する確率はとても低いでしょう。

どんなホームページにするか社内の意思を統一しよう

ホームページ製作が進んでからの変更は、膨大な修正費用が発生?!

いよいよホームページを公開して運用する…!こんな段階で会社の上層部や他部署から大規模な変更依頼が来たらと思うとゾッとするよね。
先生
先生

でも、社内の意思の統一をしっかりしておかないと、実際に起こりえてしまうトラブルでもあります。

そのため、企業ホームページの開設・リニューアルにおいては、ホームページ制作会社にどのようなオーダーをするか以前に、「社内のオーダーをどのように取りまとめるか」がとても重要になります。

また、もう公開するだけの段階での大幅修正がどれだけ大変なことかあまり、理解していない人がいる場合もあります。

質問者
質問者
確かに、ちょこっと直せば大丈夫なんでしょ?くらいにしか思ってない人もいるかも。。

もし建築業で例えるとするならば、

すでに工事が8割がた完了して、基礎や柱・外観などの施工も完了している段階で「やっぱり玄関の位置こっちで」「部屋の数1個増やして」ってリクエストするようなものなんです。いやいやいや、今言う?!そんなのもう作り直しと一緒のレベルだよ!って思いますよね。

当然、ホームページに対して膨大な修正作業が発生してしまうため、高額な追加料金を支払うことになってしまうでしょう。

社内の意思統一ができないと、クオリティと関係ない部分でお金がかかる

また、このような失敗例もあります。

「営業部の意見でデザインを変更したのに、常務がそのデザインに反対して再度修正依頼。でも、社長はさらに違う意見を言っていて…」

こうなってしまったらもう、いつまで経ってっも修正作業が終わりません。

質問者
質問者
でも、そんなにまとまらないことってある?

って思いますよね。実際にあるんです。笑えません。

この例のようなパターンに陥ってしまうと、ホームページのクオリティに関係ないところで多くのコストと時間が浪費されてしまいます。非常にもったいないです。

それに、いくら修正費用を貰うからって、ホームページ制作会社側のモチベーションが下がっちゃうよね。修正、修正、修正…だとね。
先生
先生

最悪の場合は、「他のお客様の製作作業に支障が出るから」と、制作をお断りされてしまうこともありえます。

ホームページ制作会社の選定の前に、社内の意思統一を終わらせておこう

無駄な追加料金を発生させないためにも、社内での意思統一を最低限完了させてから、ホームページ制作会社の選定と、見積依頼するようにしましょう。

例え大企業で制作費用が潤沢にあったとしても、社内の意思統一がしっかりできていなければ成功を治めることは難しいです。大失敗してしまう可能性は大いにあります。

せっかくの予算を無駄にしないためにも、しっかりとヒアリング・意見のすり合わせを完了させてから、ホームページ制作会社に見積依頼をしてくださいね。

>>ホームページ制作会社を比較・選定するポイント